データ容量の単位として頻繁に目にするMB(メガバイト)とKB(キロバイト)。
どちらが大きいのか、そしてその違いは何なのか、詳しく解説します。
結論:KBよりもMBの方が大きい
結論から言えば、KBよりもMBの方が大きいです。具体的には、以下のような関係になります。
1MB = 1,024KB
つまり、MBはKBの約1,000倍の大きさを持っています。
データ容量の単位の順序
データ容量の単位は、小さいものから順に書くと以下のようになります。
- B(バイト)
- KB(キロバイト)= 1,024B
- MB(メガバイト)= 1,024KB
- GB(ギガバイト) = 1,024MB
- TB(テラバイト) = 1,024GB
それぞれの単位は、前の単位の1,024倍になっています。
このグラフは、データストレージの単位を視覚的に表現しています。縦軸は対数スケールでバイト数を、横軸は各ストレージ単位(B、KB、MB、GB、TB)を示しています。
なぜ1,024倍なのか?
データ容量の単位が1,000倍ではなく1,024倍なのは、コンピューターが二進法を基にして計算するためです。
2の10乗が1,024であり、これがコンピューターの世界では「キリのいい数字」となっています。
実際のデータサイズの目安
実際のデータサイズの目安は以下のとおりです。
- テキストファイル:数KB〜数MB
- 写真:1MB〜5MB
- 音楽(1曲):3MB〜10MB
- 動画(1分):10MB〜100MB程度
データ容量を確認する方法
Windows PCでファイルのデータ容量は、次の手順で確認することができます。
- ファイルを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「サイズ」の欄を確認
まとめ
- MBはKBよりも大きい(1MB = 1,024KB)
- データ容量の単位は B → KB → MB → GB → TB の順に大きくなる
- 各単位は1つ上の単位の1,024倍
- 実際のデータ使用時は、ファイルの種類によってKB、MB、GBなどの適切な単位が使われる
データ容量の単位を理解することで、ファイルの大きさを適切に把握し、ストレージの管理や通信時のデータ量の見積もりなどに役立てることができます。