「thank you」は日本語でもお馴染みの感謝の言葉ですよね。では、「thanked you」はどうでしょうか?
本記事では、似ているようで異なる2つの表現の意味を解説します。
「thank you」と「thanked you」の違いって?
Thank youは、ありがとうという意味です。感謝するの現在形で、「I thank you.」(私はあなたに感謝する)のIが省略されて、「ありがとう」という意味になっています。
一方、Thanked youは感謝するという言いみの動詞thankの過去形で、「感謝した」という意味になります。
thank youの例文
- Thank you for your help.(手伝ってくれてありがとう。)
- Thank you for coming.(来てくれてありがとう。)
thanked youの例文
- I thanked you for your help yesterday.(昨日、あなたの手伝いに感謝しました。)
- I already thanked you for the gift.(プレゼントのお礼はすでにしました。)
thankedの例文(Cambridge Dictionaryより)
ケンブリッジ辞典による「thanked」の例文です。
He thanked me for taking him home.(彼は家まで送ってくれたことに感謝した。)
https://dictionary.cambridge.org/us/dictionary/english/thanked
On behalf of the entire company, I would like to thank you for all your work.(会社を代表してお礼を申し上げます。)
In accepting this award, I would like to thank the producer, the director, the scriptwriter and, lastly, the film crew.(この賞を受け取るにあたり、プロデューサー、監督、脚本家、そして最後に撮影スタッフに感謝したい。)
Finally, I’d like to thank everyone for coming this evening.(最後に、今晩お集まりいただいた皆様に感謝申し上げます。)
To my shame, I never wrote and thanked Mary for her present.(恥ずかしながら、メアリーのプレゼントにお礼を書くことはありませんでした。)
We thanked our hosts for the lovely evening.(私たちは素敵な夜をホストに感謝した。)
感謝を伝えるその他の英語表現
Thank you 以外にも、感謝の気持ちを伝える英語表現はたくさんあります。
- I appreciate your help.(あなたの助けに感謝します。)
- I’m grateful for your support.(あなたのサポートに感謝しています。)
- Thanks a lot.(どうもありがとう。)
- Thanks a million.(本当にありがとう。)
- Cheers.(ありがとう。)※イギリス英語でよく使われる
感謝の気持ちを伝えることは、良好な人間関係を築く上で非常に大切です。この記事で紹介した表現を使って、ぜひ積極的に感謝の気持ちを伝えてみてください。
thank youは「ありがとう」というお礼の言葉で使われることが一般的です。一方、「thanked you」は感謝の言葉というよりは、「〜に感謝した」というthank(感謝する)という動詞の過去形として使われる点がポイントとなります。