服のサイズ9号はどれくらい? 日本の洋服サイズ体系を徹底解説

9号サイズは日本の婦人服サイズ表記の1つで、一般的な成人女性の平均的な体型を想定したサイズです。

本記事では9号とはじめとするサイズ体系について徹底解説します。

9号サイズはどんなサイズ

9号サイズは、JIS規格で定められた婦人服のサイズの一つで、S/M/L表記ではMサイズに相当します。

具体的には、以下のサイズを基準としています。

ただし、これはあくまで目安であり、ブランドやアイテムによって多少の差があります。

9号サイズが定義された背景には、日本人の体型を標準化し、服選びをスムーズにする目的があります。

JIS規格では、9号サイズ（9AR）を「日本人女性の標準的な体型」と位置づけており、多くのブランドが9号サイズを基準に服をデザインしています。

以下は9号に関連するサイズのみを抜粋して表形式にまとめたものです。

サイズ	身長 (cm)	バスト (cm)	ヒップ (cm)
9AR（標準的なサイズ）	158	83	91
9YR（ほっそり）	158	83	87
9ABR（ぽっちゃり）	158	83	95
9AP（身長低め）	150	83	89
9AT（身長高め）	166	83	93

これにより、9号サイズの異なるバリエーションが一目でわかります。

各サイズは、標準的な9号サイズ（9AR）を基準に、体型や身長に応じて微調整されています。

日本サイズで7号はS、9号はM、11号はLに相当します。

これらのサイズと海外のサイズを対比した表が下記のものになります。

日本サイズ	アメリカ (US)	イギリス (UK)	ドイツ (DE)	フランス (FR)	イタリア (IT)
7号（S）	4	8	34	36	40
9号（M）	6	10	36	38	42
11号（L）	8	12	38	40	44
13号（LL）	10	14	40	42	46

サイズ表記は通常、「号数 + 体型 + 身長区分」の形式で表されます。例えば次のような表記となります。

この体系を理解することで、自分に最適なサイズを選ぶことができます。ただし、ブランドによって多少の違いがある場合もあるので、購入時には必ず詳細なサイズ表を確認することをおすすめします。

号数はバストサイズを基準に設定されています。

号数とバストサイズは表の通りです。

体系は4つの区分に分かれています。

身長は4つの区分に分かれています。