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九州のローマ字表記は「Kyusyu」か「Kyushu」か?

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日本の地方名の一つである九州。いざローマ字で書こうとすると、「Kyusyu」か「Kyushu」か迷うのではないでしょうか?

本記事では、ローマ字の方式や実際の利用シーンを示しながら、その真相に迫ります。

九州のローマ字表記は「Kyusyu」か「Kyushu」か?

まず、一般的な表記としては、ヘボン式である「Kyushu」です。

これはパスポートの表記にも使われている方法です。ヘボン式は日本語の発音に最も近いものとされています。

一方で、訓令式「Kyusyu」という表記も存在します。学校の教科書などではこちらの表記が使われています。訓令式は日本語の五十音により規則的に対応しているのが特徴です。

実際の利用シーンをチェック

九州のローマ字表記の実際の利用シーンを見ていきましょう。

九州大学やJR九州、総務省などは「Kyushu」の表記、財務省や農林水産省(農政局)などは「Kyusyu」の表記となっています。

ローマ字表記実例
ヘボン式
(Kyushu)
九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
総務省九州総合通信局(Kyushu Bureau of Telecommunications)
経済産業省 九州経済産業局(Kyushu Bureau of Economy, Trade and Industry)
JR九州(KYUSHU RAILWAY COMPANY)
国立病院機構 九州医療センター
(NATIONAL HOSPITAL ORGANIZATION KYUSHU MEDICAL CENTER)
訓令式
(Kyusyu)
九州農政局(Kyusyu Regional Agricultural Administration Office)
財務省九州財務局(Kyusyu Local Finance Bureau)
林野庁九州森林管理局(Kyusyu Regional Forest Office)

九州のローマ字表記には、バリエーションが存在することがわかります。どちらの表記が正しいかという問題ではなく、利用シーンや使用者の好みによって異なる表記が使われていると言えます。

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