【サイズ表記の順番】一般的なルールと具体例をチェック（家具・段ボール）

物の寸法を記載する際のサイズ表記の順番は、製品や業界によって異なることがありますが、一般的にはいくつかの共通したルールがあります。

本記事では一般的なルールを紹介した上で、家具、段ボールの具体例を見ていきます。

サイズ表記の順番のルール

まずはサイズ表記の順番と、よく使われる英語の意味を説明します。

一般的にサイズ表記の順番は「幅×奥行×高さ」となっています。

視覚的な認識のしやすさと使用の便宜性を考慮した結果です。

この順序は消費者にとって直感的であり、設置場所を考える際に便利だからです。明確な規定はないものの、習慣的にこの順序が採用されているため、業界全体で広く受け入れられています。

海外でも多くの国で、幅 (W) × 奥行 (D) × 高さ (H) の順が一般的です。

ここではサイズ表でよく使われる英語の意味を紹介します。主に次の4つがあります。

意味: 幅。製品の左右の寸法を示します。

意味: 奥行き。製品の前後の寸法を示します。

意味: 高さ。製品の上下の寸法を示します。

意味: 長さ。幅と同じ意味で使われることがありますが、特にベッドやカーテンなどの長さを示す場合に使用されます。

家具のサイズ表記は「幅（W）×奥行（D）×高さ（H）」の順番が一般的です。具体的には以下のように表記されます。

例えば、ソファやテーブルの場合、幅が最初に来て、次に奥行、最後に高さが記載されます。この順番は、家具を設置する際の空間の計画を立てやすくするためです。

家具や製品を正面から見たときに、最も目立つのが幅(W)です。その次に奥行き(D)、最後に高さ(H)が来るのが自然です。これは、正面から見たときの視覚的な順序に従っています

段ボール箱の場合も、「幅（W）×奥行（D）×高さ（H）」の順番が一般的ですが、特に段ボール箱の内寸法を表記する際には「長さ（L）×幅（W）×深さ（D）」という表記も使われます。

例えば、「内寸法 300×200×100 mm」の段ボール箱の場合、長さが300 mm、幅が200 mm、深さが100 mmとなります。