はがきや封筒に宛名が事前に印刷されているのが多い昨今、切手を貼ろうとしても貼る場所がないというケースもあるようです。
そんな時に役立つ対応方法を本記事ではお伝えします。
切手を貼る場所がないときの対応方法|切手の位置はココ
ここでは貼る場所がないときの対処法や貼るべき位置について説明します。
切手を貼る場所はどこでもいい?
結論からいうと、貼る場所がない場合は表面のどこに貼り付けても大丈夫です。ただし可能な限り左上に貼るのが望ましいです。
下記は日本郵便の内国郵便約款からの引用です。
第42条
日本郵便株式会社 内国郵便約款
4 郵便物の料金及び特殊取扱の料金を郵便切手で前払をするには、郵便物を料金別納とする場合及び内容証明料(点字内容証明とする場合の書留料を含みます。)を支払う場合を除き、郵便切手を郵便物(荷札を含みます。)の表面の左上部(横に長いものにあっては、右上部)にはり付けていただきます。ただし、その表面の左上部又は右上部に郵便切手をはり付ける余白がないときは、その表面の適宜の箇所にはり付けることができます。
横封筒や横書きハガキの切手の位置は?
切手を貼り付ける場所は上の図の通りです。
通常の縦長のものは左上、横長のものは右上に貼り付けます。
切手は基本的には「縦長にしたときに左上」になる位置に貼ります。これは機械でスムーズかつ正確に仕分けるために必要です。
日本郵便株式会社 切手のマナー
切手裏面貼付とは
切手は表面に貼るべきなのですが、何らかの事情で表面に貼れない場合は、裏面に貼ることもできるようです。
その際には表面に「切手裏面貼付」と明記するようにしましょう。その表記がないと切手の貼り忘れと思われ、差し戻しになる可能性があります。
複数枚の切手の貼り方は?
切手を複数枚貼る場合は図のように上下に貼ります。機械で仕分けられるよう、左上部の縦7.0㎝ × 横3.5㎝の範囲内に貼るようにしましょう。
貼る切手の枚数に制限はありませんが、「余ったものを寄せ集めた」と思われないように注意しましょう。マナーとして受け取った側が不快に思わないように心がけることが大切です。
切手がぴったりない場合はどうすればよい?
切手は必要な額よりも多ければ、金額ぴったりでなくても大丈夫です。
切手を貼る場所がないときの対応方法まとめ
切手を貼る場所がないときの対応方法は以下の通りです。
- 表面の空いている場所に貼りましょう
- それでも貼れない場合は裏面に貼ることもできます
本記事で説明した通り、切手は空いている場所であれば貼ることもできますが、郵便局には大量のはがきや封筒が運ばれてきます。また、本来の位置に貼っていない場合、送り先の相手に与える印象が悪くなる可能性もあります。