クレジットカードを選ぶ際に、「国際ブランド」って一体何だろう?と思ったことはありませんか?
実は、この国際ブランドによって、使えるお店や特典、サービス内容が変わってくるんです。
この記事では、主要な国際ブランドの特徴やメリット・デメリット、さらにはどんな人におすすめなのかをわかりやすく解説していきます。
クレジットカード選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください!
クレジットカードの国際ブランド一覧
まずは、代表的な国際ブランドを一覧で見てみましょう。
国際ブランド | サービス開始年 | 強い地域 |
---|---|---|
Visa | 1958年 | 世界中 |
Mastercard | 1966年 | 世界中(特にヨーロッパ) |
JCB | 1961年 | 日本、アジア |
American Express | 1958年 | アメリカ、カナダ |
Diners Club | 1950年 | アメリカ、ヨーロッパ |
Discover | 1985年 | アメリカ |
銀聯(UnionPay) | 2002年 | 中国 |
それぞれの特徴や、どんな人におすすめなのかを詳しく見ていきましょう。
Visa
まずは、世界中で使えるお店No.1のVisa!
海外旅行や出張が多い人は、迷わずVisaを選びましょう。使えるお店が多いから、急な買い物でも安心です。それに、旅行保険やショッピング保険がついているカードも多いので、旅先でのトラブルにも備えられますよ。
- 特徴
- 世界シェアNo.1!使えるお店がとにかく多い
- 海外旅行や出張が多い人におすすめ
- 幅広い特典やサービスが充実
- メリット
- ほとんどのお店で使える安心感
- 旅行保険やショッピング保険などの付帯サービスが充実しているカードが多い
- デメリット
- 特定のお店やサービスとの提携が少ない
- こんな人におすすめ
- 初めてクレジットカードを作る人
- 海外旅行や出張によく行く人
- 様々な特典やサービスを楽しみたい人
Mastercard
Visaに次いで使えるお店が多いのがMastercard。
旅行好きはもちろん、ネットショッピングをよく利用する人にもおすすめです。最近話題のキャッシュレス決済とも相性がいいので、スマホひとつでスマートにお買い物したい人にぴったりですね。
- 特徴
- 世界シェアNo.2!Visaに次いで使えるお店が多い
- 旅行好きやネットショッピングをよく利用する人におすすめ
- キャッシュレス決済との相性が良い
- メリット
- Visaと同様に、使えるお店が多い
- コストコなどの特定のお店で特典があるカードがある
- Apple PayやGoogle Payとの連携がスムーズ
- デメリット
- Visaに比べると、付帯サービスがやや少ない傾向がある
- こんな人におすすめ
- コストコ会員の人
- キャッシュレス決済をよく利用する人
- ネットショッピングをよく利用する人
JCB
日本生まれの国際ブランド、JCB。国内での使いやすさは抜群です!
旅行やエンタメが好きな人は、JCBならではの特典やサービスをチェックしてみて。空港ラウンジが使えるカードや、エンタメ系の割引があるカードなど、嬉しい特典がたくさんあります。
- 特徴
- 日本発の国際ブランド!国内での使いやすさは抜群
- 旅行好きやエンタメ好きの人におすすめ
- 日本ならではの特典やサービスが充実
- メリット
- 国内での加盟店数が多く、安心して使える
- 空港ラウンジや旅行保険などのサービスが充実しているカードが多い
- JCBならではのキャンペーンやイベントが豊富
- デメリット
- 海外での加盟店数はVisaやMastercardに比べると少ない
- こんな人におすすめ
- クレジットカードを主に国内で使う人
- 旅行やエンタメをよく楽しむ人
- 日本ならではの特典やサービスを受けたい人
American Express
ステータスカードのイメージが強いAmerican Express。
旅行好きやワンランク上のサービスを求める人におすすめです。コンシェルジュサービスや旅行保険など、特別なサービスが充実しています。ちょっと贅沢な気分を味わいたいときに、頼りになる存在です。
- 特徴
- ステータス性が高いプレミアムカードのイメージ
- 旅行好きや高級志向の人におすすめ
- コンシェルジュサービスやトラベルサービスなど、特別なサービスが充実
- メリット
- 優待サービスや特典が豊富
- 空港ラウンジやホテルでの優待など、旅行関連のサービスが充実
- コンシェルジュサービスで様々な要望に応えてくれる
- デメリット
- 加盟店数がVisaやMastercardに比べると少ない
- 年会費が高いカードが多い
- こんな人におすすめ
- ステータス性を重視する人
- 旅行や高級なサービスをよく利用する人
- 特別な特典やサービスを受けたい人
Diners Club
こちらもステータス性の高いDiners Club。ビジネスマンや富裕層向けのカードが多い印象です。
世界中で使える空港ラウンジや、一流ホテルでの優待など、まさにプレミアムなサービスが満載。特別な体験をしたい人にぴったりですね。
- 特徴
- American Express同様、ステータス性が高い
- ビジネスマンや富裕層向け
- グローバルなサービスや特典が充実
- メリット
- 空港ラウンジやホテルでの優待など、旅行関連のサービスが充実
- グローバルなサポート体制
- Diners Clubならではの限定イベントや優待がある
- デメリット
- 加盟店数が少ない
- 年会費が非常に高い
- こんな人におすすめ
- ステータス性を重視する人
- ビジネスで海外出張が多い人
- 高級なサービスや特典を享受したい人
Discover
アメリカで人気のDiscover。
日本ではまだ使えるお店が少ないですが、キャッシュバック特典が魅力的です。年会費無料のカードも多いので、気軽に持てるのも嬉しいポイント。アメリカによく行く人や、キャッシュバックでお得に買い物したい人は、Discoverを選んでみては?
- 特徴
- アメリカで人気の国際ブランド
- 日本ではまだ使えるお店が少ない
- キャッシュバック特典が魅力
- メリット
- 年会費無料のカードが多い
- 利用金額に応じてキャッシュバックがある
- デメリット
- 日本での加盟店数が少ない
- 海外旅行保険などの付帯サービスが少ないカードが多い
- こんな人におすすめ
- アメリカによく行く人
- キャッシュバック特典を重視する人
銀聯(ユニオンペイ)
中国で広く使われている銀聯。
中国によく行く人や、中国語でのサポートが欲しい人におすすめです。中国での加盟店は非常に多いので、中国旅行や出張の際は心強い味方になってくれます。
- 特徴
- 中国で広く利用されている国際ブランド
- 中国によく行く人や中国系のサービスをよく利用する人におすすめ
- メリット
- 中国での加盟店数が非常に多い
- 中国語でのサポート体制が充実している
- デメリット
- 日本での加盟店数は少ない
- 海外旅行保険などの付帯サービスが少ないカードが多い
- こんな人におすすめ
- 中国によく行く人
- 中国語でのサポートを受けたい人
クレジットカードの国際ブランドの選び方
1枚目のカードはVISAかMastercardがおすすめ
初めてクレジットカードを作る場合、VISAかMastercardを選ぶのが賢明です。
その理由は以下の通りです。
- 世界的な加盟店数が最も多い
- 利用可能な国と地域が広範囲
- 決済システムの安定性と信頼性が高い
VISAとMastercardはどちらも優れた選択肢ですが、微妙な違いがあります。
- VISAは世界最大のシェアを持ち、特にアメリカでの利用に強み
- Mastercardはヨーロッパでの利用に強み
初めてのカードでは、汎用性の高さから、これらのブランドを選ぶことで、国内外問わず幅広く利用できる環境を整えられます。
2枚目のカードは1枚目と異なる国際ブランドを選択
2枚目のカードを作る際は、1枚目とは異なる国際ブランドを選ぶことをおすすめします。これには以下のメリットがあります。
- 利用可能な加盟店の幅が広がる
- 特定のブランドが使えない状況でも対応できる
- ブランド固有の特典や優待を複数享受できる
例えば、1枚目がVISAなら2枚目はMastercardやJCB、American Expressなどを検討するとよいでしょう。
特定の利用シーンに合わせたブランド選択
ディズニーやコストコなど、特定の利用シーンがある場合は、それに最適な国際ブランドを選ぶことで、より多くのメリットを得られます。
- ディズニー:JCBが提携しており、特典が充実
- コストコ:Mastercardのみ利用可能
国際ブランドの選び方は、自身の利用目的やライフスタイルに合わせて決定することが重要です。1枚目はVISAかMastercardで汎用性を確保し、2枚目以降は異なるブランドや特定の利用シーンに合わせたブランドを選ぶことで、クレジットカードの利便性を最大限に高めることができます。
また、複数の国際ブランドを使い分けることで、それぞれのブランドが提供する特典や優待を効果的に活用できます。自身のニーズを見極め、最適な組み合わせを選択することが、賢明なクレジットカード活用の鍵となります。