Suicaは、JR東日本が提供するICカード乗車券です。クレジットカードでチャージすることで、現金を持ち歩かずに電車やバスに乗ることができます。しかし、クレジットカードでSuicaにチャージできないケースがあります。
ここでは、クレジットカードでSuicaにチャージできない3つの理由と対処法をご紹介します。
クレジットカードでSuicaにチャージ出来ない3つの理由と対処法
Suicaチャージ上限の2万円を超えて入金しようとしている
入金(チャージ)上限額は、Suica残高とあわせて2万円です。2万円を超えて入金しようとしてもエラーになります。
これはSuicaの仕様であるため変更はできず、Suicaを使って残高を減らしてから入金する必要があります。
なお、Suicaのチャージ上限額は2万円に関しては上限を上げたいという人もいると思いますが、個別の引き上げなどの変更はできません。
Suica独自のチャージ限度額を超過している(2320エラー)
「チャージの利用限度額を超過している(2320)」の旨のエラーメッセージが表示される場合が該当します。
モバイルSuicaではクレジットカードでのチャージについて、セキュリティ上の観点から独自の利用限度額を設定しており、このエラーは左側のチャージボタン(Suicaアプリに登録したクレジットカードでの決済)にて利用上限を超える場合に表示されます。
当該エラーが表示された場合でも、Apple Pay(iPhone利用時、右側のチャージボタン)によるチャージが可能です。Apple Payでチャージができない場合は、現金によるチャージが可能です。
JR東日本による説明は下記のとおりで、詳細の開示はしてないとのことでした。
クレジットカード不正利用が拡大している情勢を鑑み、モバイルSuicaでもモニタリングを強化しております。その一環としてクレジットカード側での利用枠や制限とは別に、モバイルSuica側で上限額を設定しております。セキュリティの観点から解除となる時期や、解除される条件などの詳細についてはご案内いたしかねます。
「チャージの利用限度額を超過している(2320)」の旨のエラーメッセージが表示される。
クレジットカード自体が使えない状態となっている
クレジットカード自体が利用停止や解約状態となっている場合、Suicaへのチャージもできません。
対処法としては、クレジットカード会社に問い合わせて利用停止の解除を依頼するか、別のクレジットカードでチャージするかのいずれかとなります。
クレジットカードでSuicaにチャージ出来ない理由と対応のまとめ
クレジットカードでSuicaにチャージできない場合は、以下の3つの理由が考えられます。
- 2万円のSuicaチャージ上限を超えている
- Suica独自のチャージ限度額を超えている
- クレジットカード自体が使えない状態となっている
該当する理由が見つかれば、対処法に従って対応してみてください。