長さの単位としてフィートは、アメリカやイギリスなどで一般的に使われています。
しかし、日本ではあまり馴染みがなく、例えば10フィートが何センチかわからない人も多いでしょう。この記事では、フィートの基礎知識について解説します。
10フィートの長さは何センチ?
フィートとメートルを変換する際には、1フィートが30.48センチメートル(0.3048メートル)であることを覚えておくと便利です。
10フィートをセンチメートルに変換する場合には、以下の式を使うことができます。
10フィート × 30.48 = 304.8センチメートル = 3.048メートル
フィートの基礎知識
フィートとはどんな単位
フィートはヤード・ポンド法における長さの単位です。
足の長さをもとに1フィート=約30センチとなっています。
日本における尺(=0.30303メートル)も足をもとにした長さの単位です。
フィートとインチの関係
1フィート=12インチと決められています。フィートは足の長さで、インチは指の幅を基準にした単位です。
ちなみに、1インチ=2.54センチメートル。日本の1寸=3.0303センチメートルも指の幅を基準にした単位です。
1フィート =12インチ = 30.48センチメートル
1尺 =10寸 = 30.303センチメートル
国際フィートとは?
同じフィートという単位でも、イギリスとアメリカではその長さが微妙に異なっていました。
イギリス:0.304798メートル
アメリカ:0.304800メートル
そこで、長さを統一するため1959年に国際フィート単位が運用開始され、1フィート=0.3048 メートルと定められました。
日本でも耳にするフィートの利用シーンは?
日本でもコンテナの大きさや飛行機の飛行高度ではフィートが使われています。
- 輸送コンテナの大きさ
- 航空機の飛行高度スポーツの競技場
フィートとセンチの換算表(1〜10フィート)
フィート | センチメートル |
---|---|
1 | 30.48 |
2 | 60.96 |
3 | 91.44 |
4 | 121.92 |
5 | 152.4 |
6 | 182.88 |
7 | 213.36 |
8 | 243.84 |
9 | 274.32 |
10 | 304.8 |