大学生の10人に1人が間違えるという「40-16÷4÷2」の計算。
自分の計算結果があっているか気になる人のために、答えと解き方をお伝えします。
ルールさえわかれば簡単ですので、他の計算でも使えるように、四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)の基本も説明します。
四則計算のルール
四則計算には計算の順序のルールがあります。正しい計算をするためには、この順番が重要になります。
たった3つのシンプルなルールですので、ぜひ覚えておいてください!
- かっこの中を先に計算する
- 「かけ算・わり算」を「足し算・引き算」より先に計算する
- 同じ計算の種類は左から順番に計算する
かっこの中を先に計算する
式の中にかっこが含まれている場合は、かっこの中を先に計算します。
(10 + 5) × 2 = 15 × 2 = 30
かけ算・わり算を足し算・引き算より先に計算する
式の中にかけ算や割り算が含まれている場合は、かけ算や割り算を足し算や引き算より先に計算します。
10 + 5 × 2 = 10 + (5 × 2) = 10 + 10 = 20
同じ計算の種類は、左から順番に計算する
式の中にかけ算やわり算が複数含まれている場合は、左から順番に計算します。
10 + 5 × 2 ÷ 2 = 10 +(5 × 2 ÷ 2 = 10 +(10 ÷ 2) =10 + 5 = 15
これらのルールを守ることで、四則計算を正しく行うことができます。
また、四則計算を間違えないようにするためには、途中式を書いて見直す習慣をつけておくとよいでしょう。
40-16÷4÷2の答えと解き方
40-16÷4÷2の答え
40-16÷4÷2の答えは38です。
計算の順番を分かりやすくするために、括弧をつけて計算していくと次のようになります。
40-16÷4÷2
= 40-(16÷4)÷2
= 40-(4÷2)
= 40-2
= 38
答えが38と分かったところで、計算の基本ルールとよくある間違いを説明します。
40-16÷4÷2の解き方
四則計算のルールをあらためて確認しましょう。
- 下記の順で優先して計算する
- 括弧内
- 乗除(掛け算、割り算)
- 加減(足し算、割り算)
- 同じ優先度であれば計算は左から順番に実施する
もともとの「40-16÷4÷2」という式に括弧をつけて順番を分かりやすくして計算しました。
40-16÷4÷2
= 40-((16÷4)÷2)
= 40-(4÷2)
= 38
40-16÷4÷2のよくある間違いパターン
単純に左から計算
乗除(掛け算・割り算)を、加減(足し算・引き算)よりも先に計算するというルールを知らずに計算しているパターンです。この場合は答えは3になります。
40-16÷4÷2
= (40-16)÷4÷2
= 24÷4÷2
= 6÷2
= 3
割り算を右から計算
乗除を、加減よりも先に計算するというルールを知っていても、割り算を右から計算して間違えている人もいます。
40-16÷4÷2
= 40-(16÷(4÷2))
= 40-16÷2
= 32
割り算の場合は左から順番に実施するという点に注意しましょう。
割り算を分数の掛け算に変換すると右から計算してもOK
40-16÷4÷2
= 40-16*(1/4)*(1/2)
= 40-16*(1/8)
= 38