モバイルやスマホという言葉は頻繁に使われますが、両者の違いを正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、モバイルとスマホの違いについて、わかりやすく解説します。
モバイルとスマホの違い
モバイルとは、移動中に使用できる電子機器の総称です。携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、さまざまな端末が含まれます。
一方、スマホは、スマートフォンの略で、携帯電話とパソコンを融合させたような端末です。タッチパネル式の画面で操作し、インターネットやアプリなど、さまざまな機能を利用できます。
そのため、スマホはモバイルの中に含まれます。近年は、スマホの普及により、モバイルという言葉がスマホを指すこともあります。しかし、厳密には、スマホはモバイルの一部であるということを覚えておくとよいでしょう。
モバイルとは?
モバイルとは、移動性・携帯性・機動性などを意味する英語の「mobile」からきています。
モバイルは、パソコンや携帯電話自体を指す他に、他の単語と一緒に使われ、持ち運べるという意味を持ちます。例えば、モバイルWi-Fiやモバイルバッテリーなどがあります。
スマホとは?
スマホとは、スマートフォン(smartphone)の略称です。スマートフォンという名称は、「Smart(賢い)」と「Phone(電話)」という2つの言葉からできています。
スマートフォンは、インターネットの閲覧にも利用でき、「通話機能がプラスされたパソコン」のような機器です。
スマホは様々なアプリケーションをインストールして使うことができます。アプリケーションは、写真や動画の撮影・編集・共有やSNSやメールやゲームなど、多彩な機能を提供します。また、スマートフォンは、タッチパネルや指紋認証や顔認証などの高度な操作性を備えています。
モバイルとスマホの違いまとめ
モバイルとスマホの定義と具体例を表にしました。
モバイルは持ち運べる電子機器の総称で、スマホはモバイルの一部と覚えましょう。
項目 | モバイル | スマホ |
---|---|---|
定義 | 持ち運べる電子機器の総称。 移動通信サービスを指すこともある。 | スマートフォンの略称。 携帯電話とパソコンを融合させたような端末 (スマホはモバイルの一部)。 |
具体例 | ノートパソコン、タブレット端末、 携帯電話、スマートフォン(スマホ) | スマートフォン(iPhoneなど) |