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楽天カードの締め日は月末じゃない?請求タイミングがズレる理由と仕組みを解説

マネー
マネー

「楽天カードの締め日は月末だと思ってたのに、請求がおかしい…」「楽天市場で使った分が、思ったより後の請求になっている気がする」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

実は、楽天カードの利用代金の締め日は、原則として毎月月末ですが、楽天市場や楽天ペイ、楽天トラベルでの利用分については例外があり、これが請求タイミングのズレにつながることがあります。

また、利用する加盟店によっては、売上データの処理タイミングで請求月が変動することもあります。

この記事では、「楽天カードの締め日が月末じゃない」と感じる理由や、具体的な請求の流れ、請求月が前後するケースについて詳しく解説します。

楽天カードの締め日と支払い日(月末じゃないケースは2パターン)

まず楽天カードの基本的なルールを確認しましょう。

  • 締め日: 毎月月末
  • 支払い日(引き落とし日): 翌月27日 (※金融機関が休業日の場合は翌営業日)

例えば、4月1日~4月30日に街のお店やネットショッピング(楽天市場などを除く)で利用した分は、原則として5月27日に指定の口座から引き落とされます。

楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベルは「25日締め」

ここが重要なポイントです。楽天市場、楽天ペイアプリ、楽天トラベルでの楽天カード利用分については、締め日が月末ではなく「毎月25日」となります。

この特別な締め日ルールにより、支払いタイミングは以下のようになります。

  • 毎月1日~25日までの利用分 → 翌月27日に支払い
  • 毎月26日~月末までの利用分 → 翌々月27日に支払い
  • 4月1日~25日に楽天市場で楽天カードを利用した場合 → 5月27日に引き落とし
  • 4月26日~30日に楽天市場で楽天カードを利用した場合 → 6月27日に引き落とし

このように、同じ月に楽天市場で利用した場合でも、利用日が26日以降だと支払い(請求)が1ヶ月遅れることになります。「締め日が月末じゃない」と感じる大きな理由の一つがこれです。

売上データの到着タイムラグ

楽天市場などの「25日締め」ルール以外にも、請求月がズレる(遅れる)ケースがあります。その主な理由は「加盟店からの売上データの到着遅延」です。

クレジットカードを利用すると、その情報(売上データ)は利用したお店(加盟店)から楽天カードへ送られます。楽天カード側では、この売上データが到着した日を基準に、どの月の請求分として処理するかを決定します。

そのため、カードを利用した日付が締め日より前であっても、加盟店から楽天カードへのデータ送信が遅れると、請求月が翌月や翌々月以降になることがあるのです。特に、月末間際にカードを利用した場合、データ処理が間に合わず、請求が後ろ倒しになる可能性が高まります。

1月1日にカードを利用し、カード会社の明細上の「利用日」が「01/01」と記載されていても、加盟店からのデータ到着が大幅に遅れた場合、実際の請求は2月ではなく、3月以降になる可能性があります。

売上データの到着が遅れやすい加盟店・サービス

以下のような利用先では、売上データの到着が比較的遅れる傾向があり、カード利用日と請求月がズレやすいと言われています。

  • 公共料金(電気・ガス・水道など)
  • 定期購読サービス
  • 楽天ETCカードの利用料金
  • ガソリンスタンド
  • 海外での利用
  • 一部のインターネットサービス(プロバイダー料金など)

これらのサービスを利用した場合、「思ったより請求が遅いな?」と感じることがあるかもしれません。

まとめ:楽天カードの締め日と請求タイミングのポイント

  • 楽天カードの締め日は原則月末だが、楽天市場・楽天ペイ・楽天トラベル利用分は「25日締め」となるため注意が必要。
  • 加盟店からの売上データ到着タイミングによって、実際のカード利用日と請求月がズレることがある。(特に公共料金、ETC、ガソリンスタンド、海外利用などは請求月が遅れる傾向がある)
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