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シーン別よく使う四字熟語一覧(全100個)【意味付き】

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四字熟語は、たった4文字で深い意味や情景を伝えることができる、日本語ならではの美しい表現です。学校やビジネス、日常会話、スピーチ、座右の銘、人生の節目など、さまざまな場面で使われています。

この記事では学びや努力、協力や友情、挑戦や逆境、日常や感情、慶事や節目など、用途ごとに厳選した四字熟語を意味付きで紹介します。

学級目標や部活、自己紹介や作文、SNSや人生の指針にも使える表現が満載です。

シーン別よく使う四字熟語一覧

学びを深め、成長を目指すときに使いたい四字熟語(20個)

四字熟語読み意味・使い方例
切磋琢磨せっさたくま互いに励まし合い高め合う
精励恪勤せいれいかっきん熱心に励み努力する
自強不息じきょうふそく自ら励み休まず努力する
一意専心いちいせんしん一つのことに集中する
一心不乱いっしんふらん一つのことに心を集中
温故知新おんこちしん古いことから新しい知識を得る
一所懸命いっしょけんめい本気で物事に打ち込む
一朝一夕いっちょういっせき短い期間
意味深長いみしんちょう深い意味がある
一日千秋いちじつせんしゅう1日がとても長く感じる
一念発起いちねんほっき決心して事を始める
進取果敢しんしゅかかん進んで挑む勇気ある姿勢
粉骨砕身ふんこつさいしん身を粉にして努力する
一気呵成いっきかせい一気にやり遂げる
初志貫徹しょしかんてつ初めの志を貫く
百折不撓ひゃくせつふとう何度失敗してもくじけない
大器晩成たいきばんせい大物は遅れて成功する
万里一空ばんりいっくう広い視野で目標に向かう
出藍之誉しゅつらんのほまれ弟子が師を超える
一字一句いちじいっく文章の一つ一つの言葉

チームワークや人間関係を豊かにする四字熟語(20個)

四字熟語読み意味・使い方例
一致団結いっちだんけつ心を一つにして力を合わせる
和衷共済わちゅうきょうさい心を合わせ助け合う
協心戮力きょうしんりくりょく心と力を合わせる
同心協力どうしんきょうりょく心を一つにして協力する
以心伝心いしんでんしん言葉にしなくても気持ちが通じる
異口同音いくどうおんみんなが同じことを言う
一心同体いっしんどうたい心が一つになる
公明正大こうめいせいだい公正で正しい
適材適所てきざいてきしょ能力に合った場所に配置
千差万別せんさばんべついろいろな違いがある
上意下達じょういかたつ上の意向を下に伝える
大同小異だいどうしょういほとんど同じで少しだけ違う
単刀直入たんとうちょくにゅう前置きなく本題に入る
信賞必罰しんしょうひつばつ褒めるべきは褒め、罰すべきは罰する
相思相愛そうしそうあい互いに思い合う
才色兼備さいしょくけんび美人で頭の良い女性
呉越同舟ごえつどうしゅう仲の悪い者同士が協力する
一国一城いっこくいちじょう独立している
同工異曲どうこういきょく見かけは違うが本質は同じ
四海兄弟しかいけいてい世界中の人が兄弟のように仲良くする

挑戦や逆境に立ち向かうときの四字熟語(20個)

四字熟語読み意味・使い方例
臥薪嘗胆がしんしょうたん苦難を耐え目標へ努力する
七転八起しちてんはっき何度失敗しても立ち上がる
不撓不屈ふとうふくつ困難に負けない
悪戦苦闘あくせんくとう苦しみながら努力する
危機一髪ききいっぱつ危険が迫る
起死回生きしかいせい危機から立ち直る
百戦錬磨ひゃくせんれんま多くの経験で鍛えられる
獅子奮迅ししふんじん獅子のように勇ましく行動
電光石火でんこうせっかとても素早い
疾風怒涛しっぷうどとう力強く勢いよく進む
勇往邁進ゆうおうまいしん目標に向かい勇敢に進む
一騎当千いっきとうせん一人で多くに立ち向かえる
雲外蒼天うんがいそうてん困難を乗り越えた先に明るい未来がある
一球入魂いっきゅうにゅうこん一球に全力を込める
一進一退いっしんいったい良くなったり悪くなったりする
一刀両断いっとうりょうだん思い切って決断する
四苦八苦しくはっくひどく苦しむ
支離滅裂しりめつれつ筋が通っていない
絶体絶命ぜったいぜつめいどうにもならない状態
七転八倒しちてんばっとう苦しみもがく

日常や人生の機微を表す四字熟語(20個)

四字熟語読み意味・使い方例
喜怒哀楽きどあいらく様々な感情
古今東西ここんとうざいいつでもどこでも
孤立無援こりつむえん助けがない
自給自足じきゅうじそく自分で必要をまかなう
右往左往うおうさおうあわててうろたえる
針小棒大しんしょうぼうだい小さいことを大げさに言う
我田引水がでんいんすい自分勝手にする
大胆不敵だいたんふてき何も恐れない
言語道断げんごどうだん言葉にできないほどひどい
一石二鳥いっせきにちょう一つで二つの成果
一目瞭然いちもくりょうぜん一目で明らか
一部始終いちぶしじゅう最初から最後まで
再三再四さいさんさいし何度も
終始一貫しゅうしいっかん最初から最後まで一貫している
山紫水明さんしすいめい景色が美しい
五里霧中ごりむちゅう先が見えず迷う
疑心暗鬼ぎしんあんき疑いが強くなる
奇想天外きそうてんがい常識外れの発想
一喜一憂いっきいちゆう状況に一喜一憂する
自由自在じゆうじざい思い通りにできる

人生の節目やお祝いの場面にふさわしい四字熟語(20個)

四字熟語読み意味・使い方例
順風満帆じゅんぷうまんぱんすべて順調
心機一転しんきいってん気持ちを新たにする
千載一遇せんざいいちぐう千年に一度の機会
青天白日せいてんはくじつ疑いが晴れる
大願成就たいがんじょうじゅ大きな願いが叶う
喜色満面きしょくまんめん喜びが顔にあふれる
一世一代いっせいいちだい一生に一度の大切なこと
一期一会いちごいちえ一生に一度の出会い
多事多難たじたなん事件や困難が多い
大義名分たいぎめいぶん正当な理由
自業自得じごうじとく自分の行いの報いを受ける
自画自賛じがじさん自分で自分を褒める
弱肉強食じゃくにくきょうしょく弱い者が強い者に負ける
残念無念ざんねんむねんとても悔しい
才色兼備さいしょくけんび美人で頭の良い女性
出藍之誉しゅつらんのほまれ弟子が師を超える
一国一城いっこくいちじょう独立している
風林火山ふうりんかざん風のように速く、山のように動かない
山紫水明さんしすいめい景色が美しい
五里霧中ごりむちゅう先が見えず迷う

四字熟語とは?ことわざとの違いについて

四字熟語とは

四字熟語(よじじゅくご)とは、漢字4文字で構成される熟語や成句を指します。日本語においては、4つの漢字が強く結びつき、ひとまとまりの意味を持つ表現が「四字熟語」と呼ばれます。

  • 故事や歴史に由来するもの(故事成語)もあれば、日常生活や思想、感情を表現するものもあります。
  • 必ずしも教訓や人生の真理を伝えるものに限らず、単に意味を持つ4字の漢字のまとまりも含む。

(例)「以心伝心」「四面楚歌」「波瀾万丈」

ことわざとは

ことわざ(諺)は、昔から人々の間で言い伝えられてきた、教訓や生活の知恵・人生の真理などを含む短い表現です。

  • 一文として意味が完結し、独立して使われることが多いです。
  • 語呂が良く、リズム感があり、覚えやすい

(例)「猿も木から落ちる」「石の上にも三年」「二兎を追う者は一兎をも得ず」

四字熟語とことわざの違い

項目四字熟語ことわざ
形式
4つの漢字の組み合わせ(主に音読み)
昔から伝わる短い一文の表現。文として意味が完結し、語呂やリズムが良い
内容物事の状態・性質・教訓・故事など幅広い教訓・知恵・風刺・人生の真理など
使い方文の一部やタイトル、標語などで使われることが多い独立した一文として使われることが多い
由来中国古典や故事、日本独自のものも多い口承で伝わる民間の知恵や教訓

四字熟語は、場面や用途に合わせて使うことで、文章や会話に深みや説得力を与えてくれる日本語の宝庫です。

この記事で紹介した100個の四字熟語を参考に、学習・努力、協力・挑戦、日常、慶事など、あなたの目的やシーンにぴったりの言葉をぜひ見つけてみてください。

シーン別・用途別に使い分けることで、表現力がぐっとアップし、日常や仕事、学校生活がより豊かになるはずです。

四字熟語を積極的に使って、あなたの思いを4文字で伝えてみましょう。

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