「クオカードをもらったけど、使い道がない…」
クオカードは、実はコンビニなどの近くのお店で使うことができ、換金するのはもったいないケースもあります。
この記事では、クオカードの換金がもったいないと言われる理由や、賢い活用法を詳しく解説します。さらに、注意すべき点についても触れますので、最後までお読みください。
クオカード換金がもったいないと言われる理由
クオカード換金がもったいないと言われる主な理由は以下の3つです。
- 換金率が低い
- 近くで使える店舗が多い
換金率が低い
クオカードを換金する際の最大の問題点は、換金率の低さです。一般的に、金券ショップやオンライン買取サービスでの換金率は額面の90〜95%程度となっています。
つまり、1万円分のクオカードを換金すると、9,000〜9,500円程度にしかならないのです。この差額が「もったいない」と感じる大きな要因となっています。
近くで使える店舗が多い
クオカードは全国約6万店舗で利用可能です。
特に、コンビニエンスストアやドラッグストアなど、日常生活で頻繁に利用する店舗で使えるため、換金せずとも十分活用できる可能性が高いのです。
身近な場所で使えるということは、わざわざ換金する必要性が低いことを意味します。日用品や食品の購入に活用すれば、家計の助けにもなります。
クオカードが使える主なお店は下記のようなところです。
コンビニエンスストア
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ(一部店舗を除く)
- セイコーマート
ドラッグストア
- マツモトキヨシ(一部店舗を除く)
- サンドラッグ
- ヘルスバンク(一部店舗を除く)
書店
- 紀伊國屋書店(一部店舗を除く)
- ジュンク堂書店
- TSUTAYA(一部店舗)
- 三省堂書店(一部店舗を除く)
(参考)使えるお店 | 【公式】ギフトといえばQUOカード(クオカード)
規約で禁止されている
実は、クオカードの利用規約には換金を禁止する条項が含まれています。これは多くの人が見落としがちな重要なポイントです。
転売を禁止する法律はないものの、規約に違反する行為は、トラブルの原因になる可能性があります。また、倫理的な観点からも、規約を遵守することが望ましいでしょう。
第8条(換金・転売の禁止)
QUOカード利用約款(第8条(換金・転売の禁止))
発行元は、カードの現金との引換えをいたしません。
カードは換金又は転売してはいけません。
換金がもったいないクオカードを賢く活用する方法
クオカードを換金せずに賢く活用する方法をいくつかご紹介します。
- 近くのお店で必要なものを買う
- 誰かのギフトに使う
- 知り合いに同額で買い取ってもらう
近くのお店で必要なものを買う
コンビニやドラッグストアで日用品を購入する際にクオカードを使用すれば、無駄なく活用できます。食品や生活必需品など、必ず使うものの支払いに充てることで、家計の負担を軽減できます。
例えば、以下のような商品の購入に活用できます:
- シャンプーや歯磨き粉などの日用品
- トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品
- パンやお菓子などの食品
- 文房具や雑誌
誰かのギフトに使う
クオカードは汎用性が高いため、ギフトとして重宝します。お世話になった方へのお礼や、ちょっとしたプレゼントとして活用することで、無駄にせずに使い切ることができます。
ギフトとして活用する際のアイデア:
- 引っ越しの挨拶として近所の方に
- 職場の同僚への感謝の気持ちとして
- 学生の頑張りを褒めるご褒美として
- 季節の挨拶(お中元やお歳暮)の代わりに
知り合いに同額で買い取ってもらう
もし、どうしても自分で使う予定がない場合は、知り合いに同額で買い取ってもらうという方法もあります。
ただし、この方法を選ぶ際は以下の点に注意しましょう:
- 信頼できる相手に限定する
- 強引に押し付けないよう配慮する
- 相手にとってもメリットがあることを確認する
注意点:規約違反にならないために
クオカードの換金は規約で禁止されていることを忘れないでください。規約違反は以下のようなリスクを伴う可能性があります:
- カードの利用停止
- 法的トラブルに発展する可能性
- 信用の失墜
これらのリスクを避けるためにも、規約に沿った適切な使用を心がけましょう。
まとめ:クオカード換金はもったいない!日々の買い物に活用しよう
クオカードの換金は、一見魅力的に思えるかもしれません。
しかし、換金率の低さや規約違反のリスクを考えると、決して賢明な選択とは言えません。
日常生活での活用やギフトとしての利用、信頼できる知人への譲渡など、より賢明な方法でクオカードの価値を最大限に引き出しましょう。