「イオンでよく買い物するけど、どのカードがいいんだろう?」
そんなあなたへ、イオンカードの種類の中でも人気の高い「イオンカード」と「イオンカードセレクト」の違いを分かりやすく説明します。
また、イオンカードセレクトのメリットデメリットについてもまとめています。
イオンカードとイオンカードセレクトの違い
イオン銀行は一般的なクレジットカードである一方、イオンカードセレクトは「イオン銀行のキャッシュカード」と「クレジットカード」、「電子マネーWAON」が1枚になったカードです。
引き落とし銀行がイオン銀行に限定される代わりに、様々な特典が用意されています。
イオンカードとイオンカードセレクトの主な違いを比較表で示します。
特徴 | イオンカード | イオンカードセレクト |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
キャッシュカード機能 | なし | あり(イオン銀行) |
クレジットカード機能 | あり | あり |
電子マネーWAON機能 | 一部カードのみ | あり |
引き落とし口座 | 任意の銀行口座 | イオン銀行口座のみ |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% | 0.5%~1.0% |
WAONオートチャージ | ポイント付与なし | ポイント付与あり (オートチャージ200円ごとに1WAONポイント) |
イオン銀行ATM手数料 | 有料 | 無料 |
イオンカードセレクトのメリットデメリット
次に、イオンカードセレクトのメリットデメリットについて説明します。
イオンカードセレクトのメリット
イオンカードセレクトのメリットとして、WAONポイントの2重取りができたり、イオン銀行のATM手数料が無料になったりします。
- 3機能一体型カード
イオンカードセレクトは、クレジットカード、キャッシュカード、電子マネーWAONの3つの機能が1枚に集約されています。 - WAONポイントの2重取り
WAONへのオートチャージでポイントが2重に貯まります。通常のWAON利用に加えて、オートチャージ時にもポイントが付与されるため、ポイントが効率的に貯まります。 - イオン銀行ATM手数料無料
イオン銀行ATMの利用手数料が24時間365日無料です。また、一部の提携ATMでも手数料が無料になります。 - ショッピングセーフティ保険付帯
購入した商品の破損や盗難を最長180日間保証する保険が付帯しています。 - イオンゴールドカードへのランクアップ
条件(年間50万円の利用)を満たすとイオンゴールドカードセレクトに無料でランクアップでき、旅行保険や空港ラウンジ利用などの特典が追加されます。
イオンカードセレクトのデメリット
イオンカードセレクト最大のデメリットはイオン銀行の口座開設が必須で、引き落としもイオン銀行のみである点です。
- 引き落とし口座の制限
イオンカードセレクトの引き落とし口座はイオン銀行口座に限定されます。他の銀行口座は利用できないため、新たにイオン銀行口座を開設する必要があります。 - ポイント還元率の低さ
基本のポイント還元率は0.5%で、他の年会費無料カードと比較すると平均的な水準にとどまります。 - 旅行保険の未付帯
通常のイオンカードセレクトには海外・国内旅行傷害保険が付帯されていません。旅行や出張で海外に行く機会が多い人には不向きです。 - イオングループ利用が少ない人には恩恵が少ない
イオングループの店舗やサービスを頻繁に利用しない人にとっては、カードのメリットを十分に活かせない可能性があります。 - カード発行に時間がかかる
カード現物の発行と届くまでに時間がかかる場合があります。
まとめ
イオンカードセレクトは、イオングループの利用頻度が高く、イオン銀行の口座を活用したい人にとって非常に便利なカードです。3つの機能が1枚に集約されている点や、WAONポイントの2重取りができる点は大きな魅力です。
一方で、イオン銀行口座の開設が必須であることや、旅行保険が付帯していないことなどのデメリットもあります。イオングループの利用頻度が低い人や、高還元率を求める人にとっては、他のクレジットカードを検討する余地があるでしょう。
カード選びの際は、自身の利用スタイルや求める特典を考慮し、総合的に判断することが重要です。イオンカードセレクトは、イオン経済圏を中心に生活する人にとっては非常に魅力的なカードと言えるでしょう。