ESTA(電子渡航認証システム)申請時、メールアドレスが入力時に大文字になってしまう現象に遭遇し、不安に感じる方もいるかもしれません。
結論から言うと、ESTA申請においてメールアドレスが大文字になっても問題ありません。
本記事ではメールアドレスが大文字になる理由や、実際の入力画面をもとに解説します。
ESTA申請でメールアドレスが大文字になる理由
ESTA申請でメールアドレスが大文字になるのは仕様
ESTA申請の際にメールアドレスが大文字に変換されますが、これはシステム上の仕様です。
ウェブフォームでは入力されたテキストを自動的に大文字に変換することがあります。これは、データの一貫性を保つためや、入力ミスを防ぐために行われます。
メールアドレスの大文字・小文字の影響
メールアドレスの大文字・小文字については、一般的にメールサーバーは大文字と小文字を区別しないため、どちらで入力しても問題なくメールが届くことが多いです。
メールアドレスのローカル部分(@の前の部分)は、技術的には「大文字・小文字を区別」することができる仕様です。そのため特定の条件下では問題が発生する可能性があります。
注意点とメールが届かない場合の対応
入力時の確認
メールアドレスを入力する際に、システムが自動的に大文字に変換される点は仕様なので問題ありません。
メールアドレス自体に入力ミスがないように注意しましょう。
確認メールの受信
申請後に確認メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認するか、入力したメールアドレスが正しいか再度確認してください。
サポートへの問い合わせ
もしメールアドレスの大文字化が原因で問題が発生する場合は、ESTAのサポートに問い合わせることをお勧めします。
実際のESTA入力画面でチェック。小文字コピペでも大文字に!
下記はESTA申請時の実際の入力画面です。
小文字の「test@xxxxx.xx.jp」というメールアドレスをコピペして入力してみました。
入力フォームのアドレスは自動的に変換され大文字で表示されています。このことからも入力時の大文字小文字の背ってミスではなく、大文字に変換される仕様であることが確認できます。
- 入力した文字:test@xxxxx.xx.jp
- 表示された文字:TEST@XXXXX.XX.JP
下記は「test@xxxxx.xx.jp」を入力後の画面。大文字で表示されていることが確認できます。