旅行や出張で飛行機を利用する際、スマートフォンやタブレットの充電切れは避けたいですよね。そんなときに役立つモバイルバッテリーですが、実は飛行機への持ち込みには厳しい制限があります。
この記事では、飛行機に持ち込めないモバイルバッテリーの種類や注意点、規定違反にならないための対策を詳しく解説します。
安心して空の旅を楽しめるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。
飛行機に持ち込みできるモバイルバッテリーとは?(160Wh超は持ち込み禁止)
飛行機に持ち込めないモバイルバッテリー「定格容量160Whを超えるモバイルバッテリー」です。
- Wh(ワット時)は、モバイルバッテリーのエネルギー量を表す単位です。
- 160Whを超えるモバイルバッテリーは、発火のリスクが高いため、機内持ち込みも預け入れも禁止されています。
160Whのモバイルバッテリーは、約43243mAhです。約4万mAhと覚えておけば良いでしょう。
mAh = (Wh × 1000) / 電圧(V) = (160Wh × 1,000) / 3.7V ≒ 43243mAh
モバイルバッテリーのWh(ワット時)を確認する方法
モバイルバッテリーのWh(ワット時)は、本体に記載されているmAh(ミリアンペア時)と電圧(V)から計算できます。
モバイルバッテリーの電圧は一般的に3.7Vのため、Whは下記の式で計算できます。
Wh(ワット時) = mAh(ミリアンペア時) × 電圧(V) ÷ 1,000
例えば、10,000mAhで電圧が3.7Vのモバイルバッテリーの場合、Whは37Whとなります。
モバイルバッテリーのWh一覧表
バッテリー容量 | 電力量 |
---|---|
5,000mAh | 18.5Wh |
10,000mAh | 37Wh |
20,000mAh | 74Wh |
25,000mAh | 92.5Wh |
40,000mAh | 148Wh |
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預けるのは禁止!飛行機にモバイルバッテリー持ち込む際の注意点
モバイルバッテリーを飛行機に持ち込む際は、以下の点に注意しましょう。
- 定格容量を確認する:160Wh以下のモバイルバッテリーであることを確認しましょう。
- 損傷や改造がないか確認する:損傷や改造がないか、必ず確認しましょう。
- 機内持ち込み手荷物に入れる:モバイルバッテリーは、預け入れ荷物ではなく、必ず機内持ち込み手荷物に入れましょう。
- 航空会社の規定を確認する:航空会社によっては、独自の規定を設けている場合があります。事前に確認しておきましょう。