ヤクルト1000は、乳酸菌シロタ株が1000億個も含まれる人気の乳酸菌飲料。健康に良いイメージがありますが、実は糖質量が気になる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、ヤクルト1000の糖質量をコーラやカルピスなどの他の飲み物と比較します。
そしてWHOが推奨する1日の糖質摂取量の目安について解説します。
ヤクルト1000の糖質量は?コーラやカルピスと比較
ヤクルト1000は宅配専用商品で、スーパーやコンビニで販売されているのはY1000という商品です。
ほぼ同等の商品ですが、内容量・菌数・価格が異なります。
ヤクルト1000の糖質量
ヤクルト1000に含まれる糖質は次のとおりです。(炭水化物=糖質とみなしています)。
- ヤクルト1000:14.1g(1本100mlあたり)
- Y1000:15.6g(1本110mlあたり)
なお、ヤクルト1000、Y1000の1本あたりの栄養成分は次のとおりです。
ヤクルト1000 (100ml) | Y1000 (110ml) | |
---|---|---|
熱量(エネルギー) | 63kcal | 70kcal |
たんぱく質 | 1.5g | 1.7g |
脂質 | 0.1g | 0.1 |
炭水化物 | 14.1g | 15.6g |
食塩相当量 | 0~0.1g | 0~0.1g |
(参考)https://www.yakult.co.jp/products/item0345.html
ヤクルト1000の糖質量をコーラやカルピスと比較
ヤクルト1000の糖質量をコーラやカルピスと比べたのが下表です。
飲み物 | 100mlあたりの糖質量 | 1本あたりの糖質量 |
---|---|---|
ヤクルト1000 | 14.1g | 14.1g |
コーラ | 11.3g | 56.5g(500mlの場合) |
カルピスウォーター | 11.0g | 50g(500mlの場合) |
このように、ヤクルト1000は100mlあたりでは糖質量は多いものの、1本あたりで考えると糖質量は少なくなります。
WHOによる糖質摂取量の目安
WHOによると砂糖の摂取量の目安は、1日あたりの糖分摂取量が25g程度となっています。
砂糖の摂取量が多くなると、肥満や糖尿病、虫歯などの健康問題を引き起こすことがあります。
そのため、日常的に摂取する食品や飲料に含まれる砂糖の量を把握し、適切に摂取するように心がけることが大切です。(参考:WHO 成人及び児童の糖類摂取)
ヤクルト1000 1本(100ml)の糖質量は14.1gなので、1日に2本以上飲まなければWHOの目安を超えることはありません。
まとめ
ヤクルト1000には、宅配用と店頭用の2つの商品があり、含まれる糖質は次のとおりです。
- ヤクルト1000:14.1g(1本100mlあたり)
- Y1000:15.6g(1本110mlあたり)
ヤクルト1000はコーラやカルピスよりも100mlあたりの糖質量は多いが、1本分だと糖質量は少なくなります。
ヤクルト1000は、糖質量に気を付けながら健康維持に役立てたい方にとって、選択肢の一つと言えるでしょう。他の飲み物と比較しながら、自分に合った量を摂取することが大切です。