英語の序数表記で「21番目」を表す場合、「21th」と「21st」のどちらが正しいのか、迷ってしまうことがありますよね。
実は、「21st」が正しい表記なんです。
なぜ「21st」が正しくて「21th」は誤りなのか?
英語の序数表記には、一般的に以下のルールがあります。
英語の序数における「st」「nd」「rd」「th」の使い分けは以下のようになります。
- 数字の最後の桁が1の場合は「st」を使う (1st, 21st, 31st)
- 数字の最後の桁が2の場合は「nd」を使う (2nd, 22nd, 32nd)
- 数字の最後の桁が3の場合は「rd」を使う (3rd, 23rd, 33rd)
- 数字の最後の桁が1, 2, 3以外の場合は「th」を使う (4th, 11th, 20th, 24th, 100th)
※ただし、11, 12, 13の10の位が1の場合は例外的に「th」を使う (10th, 11th, 12th, 13th)
「21」の場合は、一の位が 1 なので、-st を付けるのが正しいルールになります。そのため、英語の序数表記で「21番目」を表す場合、「21st」が正しい表記です。
21stを使った言葉の例としては次のようなものがあります。
- 21st century(21世紀)
- 21st birthday(21歳の誕生日)
- 21st anniversary(21周年)
「21th」は誤表記なので、使用しないように注意しましょう。
(参考)https://www.britannica.com/dictionary/eb/qa/How-To-Write-Ordinal-Numbers