「10k」という表記は、金額や数量を表す際に使われる略語です。また同様に100kや10Mという表記もあります。
それでは10kや100kはどのくらいの数量でしょうか。
本記事では10kや100kがいくらか、kやMに関する豆知識について解説します。
10kや100kはいくら?その上のMについても解説
「k」は「キロ」の略で、1,000を意味します。
したがって、kの前の数字に1,000をかけたものを表します。
- 10k=10,000
- 100k=100,000
これが何を指すかは文脈によりますが、多くの場合は金額を指します。
10kの意味とは?
「10k」は、主に以下の3つの意味で使われます。
1万円: インターネットスラングで1万円を意味します。
10,000: 単純に10,000という数字を表します。SNSのフォロワー数などでよく見かけますね。
10金(ジュエリー): ジュエリーに使われる10金(10K)は、金の純度が41.7%の合金です。
100kの意味とは?
「100k」は次の意味で使われます。
10万円: インターネットスラングで10万円を意味します。
100,000: 単純に100,000という数字を表します。SNSのフォロワー数などでよく見かけますね。
10Mの意味とは?
「10M」は次のようなシーンで使われます。
1,000万円:ビジネスシーンや不動産取引など高額な取引で使われることがあります。10million(1000万):英語圏でのビジネスシーンや国際的な取引で使われることがあります。
1000万:SNSのフォロワー数や再生回数など、大きな数字を表す際に使われることもあります。
10メガバイト(MB):画像や動画ファイルのサイズなどで使われることがあります。
単位kやMに関する豆知識
k(キロ)やM(メガ)は、国際単位系(SI)における接頭辞で、それぞれ以下の倍数を表します。
- k(キロ):1000倍(10^3)
- M:「million(百万)」の略。もしくはMegaの略です。いずれも100万もしくは100万倍(10^6)という意味です。
これらの接頭辞は、大きな数値を簡潔に表現するために使われます。例えば、1000メートルは1km、100万バイトは1MBと表記できます。
kが小文字でMが大文字なのは、SI接頭辞の表記規則によるものです。
- 1000倍未満の接頭辞(ミリ、センチなど)は小文字で表記します。
- 100万倍以上の接頭辞(メガ、ギガ、テラなど)は大文字で表記します。
これは、1000倍を表すキロ(k)が、大文字を使うというルールができる前にすでに定められ、小文字で定着していたためです。その後、メガ以上の接頭辞が追加された際に、区別するために大文字が採用されました。
ただし、コンピュータの世界では、情報量の単位として2の10乗(1024)を表す際に大文字のKが使われることがあります。これは、国際規格ではありませんが、慣習的に広く使われています。